いま,何かと世間を騒がせているmineoですが,1回線保有しておりました.
https通信に対し,プロトコル指定の帯域制限をかけたことがどうしても許容できないため,この度解約しました.
彼らとして「輻輳状態」として表現していますが,定常的に制限を掛けるような輻輳であれば,所轄の総務省に報告の案件なはずなのですが,その様子は見えませんね.
インターネット上のhttp通信全体をhttpsにして行こうという流れの中で,それを逆行させかねない,https通信に限った帯域制限にひどく違和感を覚えます.
- 通信の最適化と称する,マルチメディアファイルの強制的なリサイズなど,個別同意を必要とすべきことがらを約款同意しているという点で強行している点.
- それが行えないhttps通信に対してプロトコル指定なのかポート指定なのか詳細不明ですが,狙い撃ちした帯域制限をしている点.
これらの点から,企業姿勢として通信の信頼性が担保できないと判断しました.
正直,土管屋として土管に徹して欲しいのですが.
このような事業者の姿勢を看過することは,業界全体に乗って非常に悪手だと思いますが,自浄作用ははたらくのでしょうか・・・
NTTグループによるDNSポイズニングもどきの動きと合わせて,日本のインターネット周りの先行きが不透明になって参りました.
今後も,動向を注視していこうと思います.